最近、我が家の3匹(むー・くう・ジジ)がリラックスして寝ているときに、ふと「呼吸が速いかな?」と感じる瞬間がありました。特にむーは10歳を過ぎたシニア猫。先代の黒猫くー(今度別の記事で紹介します)を心筋症で亡くしている経験もあり、呼吸の速さには敏感になってしまいます。因果関係は不明ですが、くーも普段から呼吸が速かったのを覚えているので、今回は思い切って3匹とも呼吸数を測ってみました。
3匹の呼吸数を測定
安静時(寝ているとき)の胸やお腹の上下を1分間数える方法で測定しました。監視カメラごしで測定しているためリラックス状態は完璧(笑)、結果はこちらです。
- むー:28回/分
- くう:26回/分
- ジジ:20回/分
猫の安静時の正常な呼吸数は 20〜30回/分 とされています。3匹ともこの範囲内におさまり、とりあえず安心?できました。
飼い主としての初見
- むーは28回とやや速め。シニア期なので今後も注意深く観察していきたいと思います。
- くうは26回で安定。特に異常は見られませんでした。
- ジジは20回ととても落ち着いており、呼吸も穏やかでした。7か月前まで野良だったのに(笑)
数値化して記録すると「安心材料」にもなるし、「次回と比較して変化があるかどうか」も分かりやすくなりますね。正確な診断はできないですが、何かの異常を感じ取ることができるかもしれません。
呼吸数チェックの大切さ
猫は不調を隠すのが得意な動物です。そのため、呼吸数の変化は病気のサインを見つける大切なヒントになります。
- 正常値の目安:20〜30回/分(安静時)
- 注意が必要なライン:30回を超える場合、特に40回以上が続く場合は受診を検討したほうが安心です。
- 考えられる原因:心臓病、呼吸器疾患、貧血、ストレスなど。(私調べ)
普段から「リラックス時の呼吸数」を把握しておくと、異常に気づきやすくなります。
まとめ
今回3匹の呼吸数を測ってみて、全員が正常範囲だったことにまずはホッとしました。けれども、むーは少し速めだったので今後も定期的に観察を続けていこうと思います。
体重と同じように、呼吸数も「数字で記録する」ことが健康管理につながると改めて感じました。小さな気づきの積み重ねが、愛猫の命を守る第一歩になるのだと思います。
